2017
01.15

恋の名残Restera-t-il encore ? 

Michel Sardou Restera-t-il encore


「残されし恋には」という邦題で呼ばれているシャルル・トレネCharles Trenetの曲の原題はQue reste-t-il de nos amours ?で、直訳すると「僕たちの恋のなにが残っているのか?」となります。このブログでは、それを簡略化して「恋の名残は?」と名づけました。→「恋の名残は?(残されし恋には)Que reste-t-il de nos amours ?

今回取り上げる、ミッシェル・サルドゥーMichel Sardouの曲のRestera-t-il encore ?という原題は、Restera-t-il encore un peu de notre amour?「僕たちの恋のいくばくかはまだ残っているのだろうか?」という歌詞の一部を短くしたものです。「まだ残っているのか?」じゃサマにならないので、トレネの曲に準じて「恋の名残」としました。

作詞:ミッシェル・サルドゥーMichel Sardou、作曲:ジャック・ルヴォーJacques Revaux。1970年のアルバム: J'habite en Franceに収録されています。



Restera-t-il encore ?  恋の名残
Michel Sardou      ミッシェル・サルドゥー


Un soleil pâlissant jette encore sa lumière
Sur un oiseau errant
Qui fuit devant l'hiver
Au retour de l'automne
Feras-tu comme l'oiseau
Qui s'envole et s'étonne
De me voir de si haut

  また秋がやって来ると
  冬が来る前に去って行く
  渡り鳥のうえに
  太陽は色褪せつつもまだ光を投げかけている
  飛び回り
  高みから僕を見て驚く
  あの鳥のように
  君はふるまうのだろうか

Restera-t-il encore3


Restera-t-il encore
Un peu de notre amour
Au premier vent du nord
Aux premiers mauvais jours
Restera-t-il demain
Un peu de ton sourire
L'oiseau s'en va si loin
Saura-t-il revenir

  まだ残っているのだろうか
  僕たちの恋のいくばくかは
  北風が最初に吹くときに
  辛い日々の始まるときに
  明日には残っているのだろうか
  君の微笑みのいくばくかは
  鳥ははるかかなたに去って行く
  鳥は帰って来ることができるのだろうか

Restera-t-il enfin
Quelque chose de nous
Lorsque les feuilles d'automne
Recouvriront l'été
Rassemblant tous les hommes
Autour des cheminées
Couché sous une pierre
Bien à l'abri du vent
Un oiseau solitaire
Dormira pour longtemps

  とにかくも残っているのだろうか
  僕たちのなにがしかは
  暖炉のまわりに
  人々をみな呼び寄せ
  秋の木の葉が
  夏をすっかり覆い尽すとき
  孤独な鳥は
  風を避けて
  石の下に横たわって
  長い眠りにつくだろう

Restera-t-il encore5


Restera-t-il encore
Un peu de notre amour
Au premier vent du nord
Aux premiers mauvais jours
Restera-t-il demain
Un peu de ton sourire
L'oiseau s'en va si loin
Saura-t-il revenir

  まだ残っているのだろうか
  僕たちの恋のいくばくかは
  北風が最初に吹くときに
  辛い日々の始まるときに
  明日には残っているのだろうか
  君の微笑みのいくばくかは
  鳥ははるかかなたに去っていく
  鳥は帰って来ることができるのだろうか

Restera-t-il encore2



Restera-t-il enfin
Quelque chose de nous
Restera-t-il un jour
Quelque chose de nous

  とにかくも残っているのだろうか
  僕たちのなにがしかは
  いつかの日に残っているのだろうか
  僕たちのなにがしかは

[注] 夏の恋が秋に終わり、短い秋のあとにはすぐ冬が来る。その前に去って行く渡り鳥にたとえられるのは彼女。人々が暖炉のまわりに集まるときに石の下で眠る鳥とは自分のこと。辛い冬が始まるとき、ふたりの恋のいくばくかはまだ残っているだろうか?そして渡り鳥は、いつかまた戻って来ることができるのだろうか?



コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top