2016
11.21

月を僕に(フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン)Promets-moi la lune

Eddy Mitchell Promets-moi la lune


エディー・ミッチェルEddy Mitchellの歌う「月を僕にPromets-moi la lune」はジャズ・スタンダードの「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンFly Me to the Moon」のフランス語翻案曲。原曲はバート・ハワードBart Howardが作曲しフェリシア・サンダーズFelicia Sandersが創唱。これはIn Other Wordsというタイトルで曲調は3拍子。その後、ペギー・リーPeggy Leeなどが歌いました。数年後に、タイトルがFly Me to the Moonで4拍子のボサノヴァ風という現在の形が定着しました。フランク・シナトラFrank Sinatraの歌の録音テープは、アポロ10号・11号にも積み込まれ、人類が月に持ち込んだ最初の曲になったそうです。

フランス語版は、クロード・モワーヌClaude Moine(エディー・ミッチェルの本名)が編曲し、歌詞はディアンヌ・ボワバンDiane Boivin。 2015年のアルバム:Big Bandに収録されています。
歌詞は原曲ともに、恋人に「僕を月に行かせて、つまり僕を愛して」という、プロポーズの言葉のような内容です。「蜜月lune de miel」という言葉も出てきますしね。
ハネムーンというのはもともとは蜂蜜酒ミードmeadに関連する言葉で、古代から中世にかけてのヨーロッパでは、結婚後約1か月の間、新婚の夫婦は家から出ずに子作りに励み、その際、精力増強効果への期待とミツバチの多産にあやかるということで花婿に蜂蜜酒が飲まされたそうです。ひょっとして、蜂蜜酒で酩酊してトリップすることが新婚旅行を意味するようになり、実際に旅行に出る慣わしが生まれたのでしょうか?

Kaye Ballardの歌う原曲In Other Words(1954年)



フランク・シナトラのFly Me to the Moon



エディー・ミッチェルのPromets-moi la lune



Promets-moi la lune  月を僕に(フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン)
Eddy Mitchell     エディー・ミッチェル


Promets-moi la Lune
Et envois moi dans l'espace
Auprès des étoiles
Vers les planètes Jupiter ou Mars
En d'autres mots
Aime-moi
En d'autres mots
Embrasse-moi

  僕に月を約束して
  そして僕を宇宙に運んで
  星たちのそばに
  木星か火星のほうに
  言い換えれば
  僕を愛して
  言い換えれば
  僕にキスして

Promets-moi la lune2


Promets-moi la Lune
Je t'offrirai l'univers
Allons sur Vénus
En lune de miel, ça va te plaire
En d'autres mots
Aime-moi
En d'autres mots
Embrasse-moi

  僕に月を約束して
  僕は君に宇宙を贈る
  金星に行こう
  蜜月には、それが君を喜ばすことだろう
  言い換えれば
  僕を愛して
  言い換えれば
  僕にキスして

Promets-moi la lune1


J'suis ptêt dans la Lune
Irresponsable mais sincère

  僕は月で待ち構えている
  無責任ながらも真剣な気持ちで

Pour toi je suis prêt
A retourner la Terre entière
En d'autres mots
Aime-moi
En d'autres mots
En d'autres mots
Embrasse-moi

  君のために僕は
  地球をまるごとひっくり返そうとしている
  言い換えれば
  僕を愛して
  言い換えれば
  僕にキスして

Promets-moi la lune3




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