
「月に聞いたJ'ai demandé à la lune」は、ロック・グループMickey 3Dのリーダーでシンガー・ソングライターのMickael Furnonが作った曲ですが、1981年に結成されたロック・グループ、アンドシーヌIndochineが歌って、2002年のアルバムParadizeに収録され、そののちシングル・リリースされて大ヒット曲となりました。ヴォーカルのニコラ・シルキスNicola Sirkis(ギター、シンセサイザー、ハーモニカもこなします)ほか当時6人のメンバーが、ギター、ベース、打楽器、鍵盤楽器を演奏。8歳の女の子が最後の節のコーラスに加わっているのが効果的です。

この曲のビデオ・クリップはたいへん評判になりました。シルキスに抱かれている赤ん坊が成長していき、最後は歌っている8歳の女の子になります。
J'ai demandé à la lune 月に聞いた
Indochine アンドシーヌ
J’ai demandé à la lune
Et le soleil ne le sait pas
Je lui ai montré mes brûlures
Et la lune s’est moquée de moi
Et comme le ciel n’avait pas fière allure
Et que je ne guérissais pas
Je me suis dit quelle infortune
Et la lune s’est moquée de moi
僕は月に聞いた
太陽の知らないことだ
僕は月に自分の火傷を見せた
すると月は僕をあざけった
そして空は威厳がなく
おまけに僕は癒されなかったので
なんたる不運かと僕は思った
そして月は僕をあざけった

J’ai demandé à la lune
Si tu voulais encore de moi
Elle m’a dit "j’ai pas l’habitude
De m’occuper des cas comme ça"
Et toi et moi
On était tellement sûr
Et on se disait quelques fois
Que c’était juste une aventure
Et que ça ne durerait pas
僕は月に聞いた
君がまだ僕を望んでいるのかと
月は僕に言った「私は
そんなことにかかずらう習慣は持っていないわ」と
そして君と僕
二人は非常に確信した
そして何度か言い合った
これはただの一時的な恋だ
そして続きはしないだろうと
Je n’ai pas grand chose à te dire
Et pas grand chose pour te faire rire
Car j’imagine toujours le pire
Et le meilleur me fait souffrir
僕は君に言えるような大したことは持っていない
また君を笑わすような大したことも
だって僕はいつも最悪のことを想像し
そして最良のものは僕を辛い気持ちにさせるから

J’ai demandé à la lune
Si tu voulais encore de moi
Elle m’a dit "j’ai pas l’habitude
De m’occuper des cas comme ça"
Et toi et moi
On était tellement sûr
Et on se disait quelques fois
Que c’était juste une aventure
Et que ça ne durerait pas
僕は月に聞いた
君がまだ僕を望んでいるのかと
月は僕に言った「私は
そんなことにかかずらう習慣は持っていないわ」と
そして君と僕
二人は非常に確信した
そして何度か言い合った
これはただの一時的な恋だ
そして続きはしないだろうと
[注] avoire fière allure「威厳がある、堂々としている」
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