2016
05.21

恋人が一輪の花をくれたMon ami m'a donné

Édith Piaf Mon ami ma donné


エディット・ピアフÉdith Piafがバラの花を歌った曲としては「バラ色の人生La vie en rose」がまず挙げられますが、「恋人が一輪の花をくれたMon ami m'a donné」(1952年。作詞:レイモン・アッソRaymond Asso、作曲:クロード・ヴァレリーClaude Valéry)もバラを歌っています。こちらは白いバラ。ちなみに、昨日、「東京シャンソンフェスティヴァル《~五月の風にのせて~》」では、響くんが今回のコンクール優勝曲、ベルト・シルヴァBerthe Sylvaの「白いバラLes roses blanches」を歌ってくれましたね。

ピアフの動画を、私が自分で作ってYouTubeに投稿したのですが、ブロックされて公開できませんでした。こちらは、ほかの方が出している動画です。



Mon ami m'a donné  恋人が一輪の花をくれた
Édith Piaf        エディット・ピアフ


Mon ami m´a donné une fleur,
Une fleur que j´ai mise à mon cœur,
Sur mon cœur plein de lui.
Que la rose était belle.
Dans mon cœur plein de lui,
Le bonheur a fleuri.

  恋人がわたしに一輪の花をくれた、
  一輪の花をわたしは心に置いた、
  彼のことでいっぱいのわたしの心のなかに
  バラはなんて美しいのかしら。
  彼のことでいっぱいのわたしの心のなかに、
  しあわせが花開いた。

Mon ami ma donné2


Mon ami m´a donné un baiser,
Près du cœur, doucement l´a posé.
A mon cœur plein d´amour,
Que sa lèvre était douce.
Ce baiser plein d´amour,
L´ai donné à mon tour.

  恋人がわたしに口づけをくれた、
  心に寄り添うように、優しく口づけしてくれた。
  愛でいっぱいのわたしの心に、
  彼の唇はなんて甘いのかしら。
  愛でいっぱいのこの口づけを
  今度はわたしが彼にしてあげた。

Mon ami m´a donné un serment,
Le serment de m´aimer si longtemps,
Si longtemps que les fleurs
Pousseront sur la terre,
Si longtemps que la fleur
Restera sur mon cœur.

  恋人がわたしに誓いをしてくれた、
  とても長いことわたしを愛するという誓いを、
  花々が地上に芽吹くくらい
  長いこと、
  この花がわたしの心に
  留まるだけ長いこと。

Mon ami m´a donné du pleurer,
Du pleurer que n´ai pas mérité. 注1
Pour essuyer mes pleurs,
J´ai pris la rose blanche,
J´ai pris la rose fleur
Qui était sur mon cœur.

  恋人がわたしに涙をくれた、
  私にはふさわしくない涙を。
  涙をぬぐうため、
  わたしは白バラを取った、
  わたしの心にあった
  バラの花を取った。

Mon ami ma donné4


Mon ami viendra me voir demain.
Plus de fleurs et beaucoup de chagrin.
J´irai voler des fleurs
Dans les jardins du monde.
J´irai voler des fleurs
La plus belle à mon cœur.

  恋人は明日わたしに会いに来るでしょう。
  花ではなく悲しみをいっぱい持って。
  わたしは花を盗みに行くわ
  世界中の庭に。
  花を盗みに行くわ
  わたしの心にとっていちばん美しい花を。

En prison, si l´on veut me jeter,
Je dirai à qui va me juger :
"Faites battre tambours
Et dressez la potence. 注2
Plutôt que perdre amour,
Je volerai la France
Et le roi dans sa cour 注3
Plutôt que perdre amour..."

  牢獄に、ひとがわたしを投げ込もうとしたら
  わたしを裁こうとする人に言うわ
  「太鼓を打ち鳴らし
  絞首台を立てなさい。
  愛を失うくらいなら、
  わたしはフランスを盗むわ
  宮殿にいるその王を
  愛を失うくらいなら…」

[注]
1 que je n´ai pas méritéのjeが略されている。
2 dresser la potence「絞首台の柱を立てる」
3 王とは恋人のこと?



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