
「ポール・コトンPort Coton」は、2010年のザーズZazのファースト・アルバム「モンマルトルからのラブレターZAZ」に収録された曲です。作詞・作曲:ラファエル・アローシュRaphaël Haroche (アルノー・グレゴリーArnaud Gregoryとの共作という情報もあります)。
ポール・コトンPort Cotonとは、モルビアン県Morbihanに属するブルターニBretagne沿岸の島、ベル=イル=アン=メールBelle-Île-en-Merの西側の、海食柱といわれる岩が立ち並ぶ不思議な風景の海岸。この曲にこのタイトルが付けられているのは何故なのか?歌詞の意図するものは?もろもろの疑問が海食柱のようににょきにょきと立っていますが…出します、ごめんなさい。
Port Coton ポール・コトン
Zaz ザーズ
Quoi que tu fasses
Je ne sais pas ce que ça remplace
Et derrière nous
C'est encore à l'ombre
Faut-il encore qu'on raconte
que quelque chose nous revienne
Faut-il qu'on soit seul sur terre
ici aussi
あなたが何をしようと
それが何の代わりになるのか私には分からない
そして私たちのうしろにあるものは
まだ闇に隠れたまま
私たちはまだ話すさなきゃならないのか
何かが私たちにまた戻ってくると
私たちは地上にひとりぼっちでいなきゃならないのか
ここでもまた

Boire pour la soif
Je ne sais pas ce qui de nous deux restera
Tu dis mais je ne regarde pas
Je n'ai jamais vu la mer
Mais j'en ai vu des noyés
Comment fais-tu pour oublier
pour oublier
喉が渇いたら飲むこと
私には分からない、私たち二人のうち誰が残るのか
あなたは示すけど私は目を向けない
私は海を見たことがない
でも海で溺れた人たちを見たわ
忘れるためにあなたはどうするの、
忘れるために
Et la pluie qui revient dans nos voix
Pas une chanson où je ne pense à toi
Dans ce monde inhabitable
Il vaut mieux danser sur les tables
A port coton qu'on se revoit
qu'on se revoit
そして私たちの声に戻って来たのは雨
あなたのことを思う歌じゃない
この住みづらい世の中じゃ
テーブルの上でダンスしたほうがマシ
ポール・コトンで私たちは再会する
再会する

{instrumental}
Et quoi que je fasse
Je ne sais pas ce que ça remplace
Et derrière nous
C'est encore à l'ombre
Aller auprès du phare
Et la vie est sans fard
A port coton qu'on se revoit
Dans ce monde inhabitable
Il vaut mieux danser sur les tables
A port coton qu'on se revoit
qu'on se revoit
私が何をしようと
私には分からない、それが何の代わりになるのか
そして私たちのうしろにあるものは
まだ闇に隠れたまま
灯台の近くに行くことよ
そうすりゃ人生は粉飾のないものになる
ポール・コトンでまた逢える
この住みづらい世の中じゃ
テーブルの上でダンスしたほうがマシ
ポール・コトンで私たちは再会する
再会する
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