2015
06.18

シャンソンChansons

Georges Moustaki Et Flairck


ジョルジュ・ムスタキGeorges Moustakiの「シャンソンChansons」は、手回しオルガンの伴奏で歌っている優しい曲です。1982年のGeorges Moustaki et Flairckというアルバムに収録されています。

YouTubeに動画がなかったので、私が作成しました。



Chansons                  シャンソン
Georges Moustaki             ジョルジュ・ムスタキ


Chanson d'amour et d'amitié
Chanson d'un vieux routier
De la vieille rengaine

  恋のそして友情のシャンソン
  ベテランのシャンソン
  昔から聞き古されたシャンソン

Chanson des rues et des pavés
Perdue ou retrouvée
Sur Ie bord de la Seine

  セーヌ河のほとりで
  無くなったあるいは見つかった
  巷のそして通りのシャンソン

Chanson qui vit dans ma mémoire
Et vient dans ma guitare
Me jouer la chansonnette

  僕の記憶のなかに生き
  僕のギターのなかに来て
  僕に小唄を奏でてくれるシャンソン

Chanson1.jpg


Chanson des nappes de papier 注1
Chanson qui fait rêver
Musique un peu simplette

  紙ナプキンのシャンソン
  夢を見させてくれるシャンソン
  ちょっぴり単純な音楽

Chanson d'amour et de regrets
Chanson qui fait pleurer
Margot dans sa chaumière

  愛のそして悔いのシャンソン
  あばずれ女を茅屋のなかで
  泣かせるシャンソン

Chanson pour Serge ou pour Édith 注2
Ancienne ou inédite
En tout cas familière

  セルジュあるいはエディットのための
  古いあるいは斬新な
  ともかくも親しみやすいシャンソン

Chanson qui n'est qu'une chanson
Pour toutes les saisons
Du temps qui se déroule

  あらゆる季節のための
  推移する時代の
  シャンソンにすぎないシャンソン

Chanson que I'on siffle pour soi
Que I'on chante à mi-voix
Ou que reprend la foule

  だれかが自分のために口笛を吹き
  だれかが小声で歌い
  あるいは群衆が繰り返すシャンソン

Chanson2.jpg


Chanson qui n'est qu'une chanson
Pour toutes les saisons
Musique un peu guimauve 注3

  あらゆる季節のための
  シャンソンにすぎないシャンソン
  ちょっと感傷的な音楽

Chanson que je connais par cœur
Que je chante en majeur
Quand j'ai les idées mauves 注4
D'amour et d'amitié

  僕がそらんじていて
  僕が暗い考えを持ったとき
  たいてい歌う
  恋のそして友情のシャンソン

[注]
1シャルル・トレネCharles Trenetが、ジュリエット・グレコJuliette Grécoのために、カフェ・テラスの紙ナプキンにわずか15分で「街角Coin de rue」を書いたらしいが、そのエピソードを踏まえているのだろうか。
2 セルジュ・ゲンズブールSerge Gainsbourgとエディット・ピアフÉdith Piaf
3 guimauve「タチアオイ」の意味のほかに「甘ったるさ」「感傷的な」の意味がある。
4 mauve「モーヴ色、薄紫の」は、前節のguimauveに合わせて用いているが、mauvais「悪い」と似た言葉であり、モーヴ色のイメージとして「暗い、沈んだ」といったニュアンスかと思われる。



コメント
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dot 2016.07.29 20:30 | 編集
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