2017
04.22

ある愛の詩Une histoire d'amour

Mireille Mathieu Une histoire damour


アーサー・ヒラーArthur Hiller監督の1970年の映画「ある愛の詩Love Story」は、エリック・シーガルErich Wolf Segalによる同名の小説が原作ですが、未完の小説を原作として映画の製作が始まり、小説と映画が同時進行で作られました。先に映画が完成し、映画の脚本を基に小説が執筆された部分もあるそうですが、先に発表されたのは小説で、その数週間後に映画が公開されました。若い二人が恋に落ち、親の反対を押し切って結婚しましたが、女性のほうが白血病で亡くなるという美しくも悲しいストーリーです。フランシス・レイFrancis Laiが作曲したテーマソングLove Storyは、1971年にWhere Do I Beginというタイトルでシグマン・カールSigman Carlが作詞し、アンディー・ウィリアムズAndy Williamsが歌っています。そして同年、カトリーヌ・ドザージュCatherine Desageがフランス語に翻案した「ある愛の詩Une histoire d'amour」をミレイユ・マチューMireille Mathieuが歌いました。

アンディー・ウィリアムズ



ミレイユ・マチューの歌唱は素晴らしいです



Une histoire d'amour ある愛の詩
Mireille Mathieu   ミレイユ・マチュー


Une histoire d'amour
Où chaque jour devient pour nous le dernier jour
Où on peut dire "à demain" à son amour
Et qu'on est là tout près de lui à regarder
Mourir sa vie

 ある愛の物語
 そこでは毎日が自分たちにとっての最後の日となる
 そこでは「また明日」と恋人に言うことはできる
 そして彼女のすぐそばにいて見届ける
 いのちを終えるのを

Une histoire d'amour
Où pour nous deux le mot toujours semblait trop court
Tu vois pourtant nous n'avons plus beaucoup le temps
Non mon amour tu ne dois pas, il ne faut pas
Pleurer sur moi

 ある愛の物語
 そこでは私たち二人にとって言葉はいつも短すぎるようだった
 だけど私たちにはもう時間があまりないわね
 いえいとしい人だめよ、いけないわ
 私のために泣いちゃ

Une histoire damour2


Ne me dis pas adieu
Je vais fermer les yeux
Viens près de moi
Et prends-moi dans tes bras
Restons ensemble
Serre-moi fort
Tu vois il me semble que ma vie s'endort
Dis-moi "je t'aime"

 私にさよならを言わないで
 私は目を閉じるわ
 私のそばに来て
 そして私をあなたの腕で抱いて
 いっしょにいて
 私を強く抱いて
 私のいのちは眠りにつくんだわ
 「愛してる」って言って

Une histoire d'amour
C'est la chanson de l'océan les nuits d'été
Un souvenir qui va durer l'éternité
Pour moi ce soir la vie s'en va mais notre amour
Ne finit pas

 ある愛の物語
 それは夏の夜の海の歌
 永遠に続く思い出
 私にとっては今夜、いのちは消えるけれど私たちの愛は
 終わらない

Une histoire damour3


Une histoire d'amour
Ça ne peut pas vraiment mourir en un seul jour
Ne reste pas le cœur en deuil à vivre seul
Il te faudra voir d'autres ciels, d'autres soleils
Ne pleure pas

 ある愛の物語
 それはたった一日でなくなってしまうものじゃない
 一人で生きていくのに悲しい心を引きずらないで
 あなたはあらたな空を、あらたな太陽を見なくてはならないわ
 泣かないで


[追記]
愛する人との別れの辛さは経験した人にしか分からないでしょう。私事ながら、今日、4月22日は夫の命日。13年前、アテネオリンピックの年でした。みちのくの杉の大樹の根元に眠るあなたに、今こうしてあらたな生きがいを得て生きていることを報告したいと思います。


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