5月14日に開催された第10回《東京シャンソンコンクール》の入賞者を発表いたします。
原題が先の曲はフランス語歌唱、邦題が先の曲は日本語歌唱です。本人のご希望を受けてYouTubeアップしています。お名前・曲目をクリックすれば動画が開けます。
*グランプリ 1名* 副賞5万円
濱田麗 Rien de rien 本当に何にも起こらない! 東京都
*準グランプリ 2名* 副賞2万円
あべ晴子 Dis, quand reviendras-tu? いつ帰って来るの? 京都府
上村良子 J’oublie 忘却 東京都
*歌唱賞 7名*
Le rêve すみれの花咲く頃 Quand refleuriront les lilas blancs 宮城県
川西玲子 希望にみちて Je m’voyais déjà 福岡県
季史子 人生は過ぎゆく La vie s’en va 愛媛県
山田正之 時は過ぎてゆく Ile est trop tard 福島県
西塚祥子 ウィーンにて Vienne 宮城県
やなせ美保 黒い鷲 L’aigle noir 福岡県
薫きく美 それがわかれば Il faut savoir 大阪府
今回より下記の賞を加えることになりました。
フランス語での表現に秀でた方に
*フランス語賞*
上村良子 J’oublie 忘却 東京都
ユニークなアプローチが特に評価される方に
*特別賞*
竹崎清彦 Les pieds dans le ruisseau せせらぎの中の素足 東京都
ご出演の皆様、伴奏者の方々お疲れさまでした。客席にて応援下さった皆様、運営を支えて下さったスタッフの方々、ありがとうございました。7月14日に、今回の受賞者、前回までの受賞者をメインとした「東京パリ祭」を同じく内幸町ホールで開催いたします。お楽しみに!
来年度の第11回《東京シャンソンコンクール》は、5月17日(金)に内幸町ホールで開催いたします。予備審査のお申し込み期間は3月一杯です。新たなチャレンジをお待ちしております。
原題が先の曲はフランス語歌唱、邦題が先の曲は日本語歌唱です。本人のご希望を受けてYouTubeアップしています。お名前・曲目をクリックすれば動画が開けます。
濱田麗 Rien de rien 本当に何にも起こらない! 東京都
*準グランプリ 2名* 副賞2万円
あべ晴子 Dis, quand reviendras-tu? いつ帰って来るの? 京都府
上村良子 J’oublie 忘却 東京都
*歌唱賞 7名*
Le rêve すみれの花咲く頃 Quand refleuriront les lilas blancs 宮城県
川西玲子 希望にみちて Je m’voyais déjà 福岡県
季史子 人生は過ぎゆく La vie s’en va 愛媛県
山田正之 時は過ぎてゆく Ile est trop tard 福島県
西塚祥子 ウィーンにて Vienne 宮城県
やなせ美保 黒い鷲 L’aigle noir 福岡県
薫きく美 それがわかれば Il faut savoir 大阪府
今回より下記の賞を加えることになりました。
フランス語での表現に秀でた方に
*フランス語賞*
上村良子 J’oublie 忘却 東京都
ユニークなアプローチが特に評価される方に
*特別賞*
竹崎清彦 Les pieds dans le ruisseau せせらぎの中の素足 東京都
ご出演の皆様、伴奏者の方々お疲れさまでした。客席にて応援下さった皆様、運営を支えて下さったスタッフの方々、ありがとうございました。7月14日に、今回の受賞者、前回までの受賞者をメインとした「東京パリ祭」を同じく内幸町ホールで開催いたします。お楽しみに!
来年度の第11回《東京シャンソンコンクール》は、5月17日(金)に内幸町ホールで開催いたします。予備審査のお申し込み期間は3月一杯です。新たなチャレンジをお待ちしております。
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4月4日に予備審査会がおこなわれました。
今回より日本語とフランス語の部門を統一したことで審査基準を見直し、歌唱技術の優劣ではなく、歌の魅力、人を引き付ける力という観点で審査いただきました。
応募音源のいくつかは雑音や過剰なエコーなどにより判断が難しいものもあり、かなり紛糾した審議となりましたが、計46名の方々が魅力ある歌唱を評価されて予備審査を通過されました。
本選は5月14日(日)に「内幸町ホール」で開催いたします。
関東近辺(福島県〜愛知県)の方を第1部に、遠方(宮城県以北および関西以西)の方を第2部に時間配分いたします。
第1部:14時5分開始-15時30分終了予定 (休憩15分)
第2部:15時45分開始予定-17時15分終了予定
チケット(¥3,000)を購入ご希望の方は、℡042-363-2213あるいはchansontokyo@gmail.comまでご連絡ください。
○郵送ご希望の方は、代金をお振込みいただき、出場者名を記載したフライヤーを同封してお送りいたします。発送後のキャンセルは返金できません。
○ご予約いただき、受付にご用意して当日清算いただくこともできます。
第10回《東京シャンソンコンクール》本選出場者
応募時のデータによる50音順です。ステージネームの変更があれば順番が変わります。曲名は必要に応じて修正し、日本語の場合は原題を添え、フランス語の場合は邦題を添えます。
第1部
上村良子 J’oublie 東京
輿水保子 オルガ 山梨県
今野能里子 ブロードウェイのジャヴァ 東京都
齋藤清子 毛皮のマリー 茨城県
サジキ幸代 L' absinthe 東京都
鈴木寛子 結婚行進曲 神奈川県
高杉奈々 Tombe la neige 東京都
竹崎清彦 Les pieds dans le ruisseau 東京都
土田厚子 別れの詩 東京都
土屋悦子 Vie violence 東京都
トニー竹内 夢を破らないで 東京都
富沢恵 Il pleut dans ma chambre 神奈川県
濱田麗 Rien de rien 東京都
BIVAヒロミ 愛しかない時 東京都
福田幾久代 もう貴方に愛を語らない 東京都
降矢和子 私のあいつ 東京都
ミシェル木場 夜の通行人に捧ぐ 東京都
宮内栄子 哀しみの終わりに 福島県
森中定治 愛の讃歌 埼玉県
八木百合子 過ぎ去りし青春の日々 茨城県
山田正之 時は過ぎてゆく 福島県
山本恵子 愛の讃歌 愛知県
藁谷ふみ江 雨のブリュッセル 東京都
第2部
あべ晴子 Dis, quand reviendras-tu? 京都府
石川尚美 ドミノ 宮城県
石附真理子 いつ帰って来るの 宮城県
太田倫代 破られた誓い 三重県
薫きく美 それがわかれば 大阪府
勝山秀二 Mon amour, je viens du bout du monde 北海道
川西玲子 希望にみちて 福岡県
季史子 人生は過ぎゆく 愛媛県
豪佑樹 ラ・ボエーム 大阪府
小嶋繁樹 インシャラー 兵庫県
小松田允 街角のアヴェマリア 秋田県
小松久子 Ma fille 北海道
坂井隆子 愛しかない時 福岡県
ジャッキー 別れの詩 宮城県
中野智仁 そして今は 福岡県
西塚祥子 ウィーンにて 宮城県
長谷川久美子 私の彼 兵庫県
藤田優子 はかない愛だとしても 兵庫県
堀江順子 残されし恋には 宮城県
前野武司 Hier encore 北海道
増田昌子 ふるさとの山 宮城県
やなせ美保 黒い鷲 福岡県
Le rêve すみれの花咲く頃 宮城県
今回より日本語とフランス語の部門を統一したことで審査基準を見直し、歌唱技術の優劣ではなく、歌の魅力、人を引き付ける力という観点で審査いただきました。
応募音源のいくつかは雑音や過剰なエコーなどにより判断が難しいものもあり、かなり紛糾した審議となりましたが、計46名の方々が魅力ある歌唱を評価されて予備審査を通過されました。
本選は5月14日(日)に「内幸町ホール」で開催いたします。
関東近辺(福島県〜愛知県)の方を第1部に、遠方(宮城県以北および関西以西)の方を第2部に時間配分いたします。
第1部:14時5分開始-15時30分終了予定 (休憩15分)
第2部:15時45分開始予定-17時15分終了予定
チケット(¥3,000)を購入ご希望の方は、℡042-363-2213あるいはchansontokyo@gmail.comまでご連絡ください。
○郵送ご希望の方は、代金をお振込みいただき、出場者名を記載したフライヤーを同封してお送りいたします。発送後のキャンセルは返金できません。
○ご予約いただき、受付にご用意して当日清算いただくこともできます。
第10回《東京シャンソンコンクール》本選出場者
応募時のデータによる50音順です。ステージネームの変更があれば順番が変わります。曲名は必要に応じて修正し、日本語の場合は原題を添え、フランス語の場合は邦題を添えます。
上村良子 J’oublie 東京
輿水保子 オルガ 山梨県
今野能里子 ブロードウェイのジャヴァ 東京都
齋藤清子 毛皮のマリー 茨城県
サジキ幸代 L' absinthe 東京都
鈴木寛子 結婚行進曲 神奈川県
高杉奈々 Tombe la neige 東京都
竹崎清彦 Les pieds dans le ruisseau 東京都
土田厚子 別れの詩 東京都
土屋悦子 Vie violence 東京都
トニー竹内 夢を破らないで 東京都
富沢恵 Il pleut dans ma chambre 神奈川県
濱田麗 Rien de rien 東京都
BIVAヒロミ 愛しかない時 東京都
福田幾久代 もう貴方に愛を語らない 東京都
降矢和子 私のあいつ 東京都
ミシェル木場 夜の通行人に捧ぐ 東京都
宮内栄子 哀しみの終わりに 福島県
森中定治 愛の讃歌 埼玉県
八木百合子 過ぎ去りし青春の日々 茨城県
山田正之 時は過ぎてゆく 福島県
山本恵子 愛の讃歌 愛知県
藁谷ふみ江 雨のブリュッセル 東京都
第2部
あべ晴子 Dis, quand reviendras-tu? 京都府
石川尚美 ドミノ 宮城県
石附真理子 いつ帰って来るの 宮城県
太田倫代 破られた誓い 三重県
薫きく美 それがわかれば 大阪府
勝山秀二 Mon amour, je viens du bout du monde 北海道
川西玲子 希望にみちて 福岡県
季史子 人生は過ぎゆく 愛媛県
豪佑樹 ラ・ボエーム 大阪府
小嶋繁樹 インシャラー 兵庫県
小松田允 街角のアヴェマリア 秋田県
小松久子 Ma fille 北海道
坂井隆子 愛しかない時 福岡県
ジャッキー 別れの詩 宮城県
中野智仁 そして今は 福岡県
西塚祥子 ウィーンにて 宮城県
長谷川久美子 私の彼 兵庫県
藤田優子 はかない愛だとしても 兵庫県
堀江順子 残されし恋には 宮城県
前野武司 Hier encore 北海道
増田昌子 ふるさとの山 宮城県
やなせ美保 黒い鷲 福岡県
Le rêve すみれの花咲く頃 宮城県
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第10回《東京シャンソンコンクール》は、5月14日(日)に「内幸町ホール」で開催いたします。今回より、日本語部門・フランス語部門に分けず統一いたします。シャンソンおよびフレンチポップスを対象とした1曲での審査ですが、フランス以外の欧米の曲でも、フランス語の歌詞がある場合は可とします。カンツォーネでのご応募が時々ありますが対象外ですのでご注意下さい。
応募期間は3月一杯で、3月1日〜31日(金)の間に到着するようにお送りください。郵送の場合、対面受け取りが必要な郵送方法ではなく、郵便受けに届き押印不要の郵送方法でお願いします。選曲が不適当であったり音源が再生不能であったりした場合は、ご連絡して差し替えいただくこともありますので、余裕をもってご応募下さい。


応募期間は3月一杯で、3月1日〜31日(金)の間に到着するようにお送りください。郵送の場合、対面受け取りが必要な郵送方法ではなく、郵便受けに届き押印不要の郵送方法でお願いします。選曲が不適当であったり音源が再生不能であったりした場合は、ご連絡して差し替えいただくこともありますので、余裕をもってご応募下さい。


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季刊誌「シャンソンマガジン」では毎号、特集としていろんな歌手を取り上げていますが、ここ何回かは、宇藤カザンがその歌手に関する記事を書き、私は、付録のCDでしゃべっています。今年2023年冬号はジョルジュ・ブラッサンスGeorges Brassensの特集号。「わが心の森にはAu bois de mon cœur」などを解説しましたが、隣人から受けた厚情、隣人への思いやりと感謝をテーマとしたこの曲のように、庶民の生活を描写し人と人とのつながりをユーモアを加えて歌うブラッサンスは「フランス版さだまさし」だと私は延べました。
それまでブラッサンスにはあまり関心が持てなかった私がその準備のために参照させていただいたのは、ブラッサンスの曲をすべて訳して紹介しているサイトでした。何人かの研究者の方々が書かれた訳文は原文の味を活かした俗語調で味がありました。先日もう一度開こうとしたら開けませんでした。いつのまにかなくなっていたのです。貴重な文化が消えたのが惜しいです。
今回取り上げる「結婚行進曲La marche nuptiale」は、「わが心の森にはAu bois de mon cœur」にも出てきた「結婚するために市(町、区、村)役所に行く」お話です。1957年のアルバム:Oncle Archibaldに収録されています。
フランスでの結婚は、事前予約の上、当該の役所でおこなわれ、そこには、必ず結婚式を執り行う部屋があるそうです。ここで正式に結婚が認められた後は、結婚パーティーをやってもいいし、教会での宗教的な結婚式をおこなってもいいしと。貧乏のせいでずっと結婚式を挙げられなかった両親。自分という子供も生まれた今、仲間たちや親戚たちに背中を押されやっと結婚式を挙げることになります。折あしく暴風雨となりますが、人々の力強い応援で結婚式は決行されます。この少年はこの結婚式をとても素晴らしいものだと感じているのです。
バルバラBarbaraも歌っています。
La marche nuptiale 結婚行進曲
Georges Brassens ジョルジュ・ブラッサンス
Mariage d'amour, mariage d'argent,
J'ai vu se marier toutes sortes de gens :
Des gens de basse source et des grands de la terre,
Des prétendus coiffeurs, des soi-disant notaires... 注1
Quand même je vivrais jusqu'à la fin des temps,
Je garderais toujours le souvenir content
Du jour de pauvre noce où mon père et ma mère
S'allèrent marier devant Monsieur le Maire. 注2
C'est dans un char à bœufs, s'il faut parler bien franc, 注3
Poussé par les amis,tiré par les parents,
Que les vieux amoureux firent leurs épousailles
Après longtemps d'amour, longtemps de fiançailles.
愛の結婚、お金の結婚、
僕はあらゆる種類の人々が結婚するのを見てきた:
出自の卑しい人々、地上の大物たち、
自称美容師たち、なりすまし公証人たち…
たとえ僕がこの世の終わりまで生きたとしても、
村長閣下の前で結婚した
父と母の貧しい結婚式の日からの
楽しい思い出をいつまでも留めておくだろう。
ありていに言うならば、牛車に乗ってのことだ
それは友人たちに押され、親に牽かれて、
年取った恋人たちが長い愛ののち、長い婚約ののちに
結婚式を挙げたのは。

Cortège nuptial hors de l'ordre courant,
La foule nous couvait d'un oeil protubérant :
無秩序な婚礼の行列、
群衆は私たちを目を丸くして見ていた:
Nous étions contemplés par le monde futile
Qui n'avait jamais vu de noce de ce style.
Voici le vent qui souffle emportant, crève-cœur ! 注4
Le chapeau de mon père et les enfants de chœur... 注5
Voici la pluie qui tombe en pesant bien ses gouttes,
Comme pour empêcher la noces, coûte que coûte. 注6
Je n'oublierai jamais la mariée en pleurs
Berçant comme un' poupé’ son gros bouquet de fleurs... 注7
Moi, pour la consoler, moi, de toute ma morgue,
Sur mon harmonica jouant les grandes orgues. 注8
Tous les garçons d'honneur, montrant le poing aux nues, 注9
Criaient : "Par Jupiter, la noce continue !" 注10
Par les hommes décrié’, par les dieux contrariés, 注11
La noce continue et Viv' la mariée !
僕たちは、このスタイルの結婚式を見たことがない
軽薄な人々に見つめられていた。
そこに風が吹いてきてさらったんだ、悲しいことに!
父の帽子とコーラスの子供たちを…
そこに激しい飛沫を叩きつけて雨が降る、
結婚式をなんとしても阻止せんとするように。
大きな花束を「人形」のように抱きあやしつ
涙にくれる花嫁を僕はけして忘れない
僕はね、彼女を慰めるために、僕は、僕のありったけの仰々しさで、
ハーモニカを大オルガンばりに演奏し、
付き添い人たちみんなが拳を突き上げ、
叫んだ:「ジュピターの名にかけて、結婚式は続く!」
辱められた人々の名にかけ、妨げられた神々の名にかけて、
結婚式は続く、花嫁万歳!

Quand même je vivrais jusqu'à la fin des temps,
Je garderais toujours le souvenir content
Du jour de pauvre noce où mon père et ma mère
S'allèrent marier devant Monsieur le Maire.
たとえ僕がこの世の終わりまで生きたとしても、
村長閣下の前で結婚した
父と母の貧しい結婚式の日の
楽しい思い出をいつまでも留めておくだろう。
[注]
1 prétendusとsoi-disantは同義で、名刺の前につき「自称…」。
2 s'allèrent marier ここだけ単純過去であり、本来はallèrent se marier とすべきであろう。devant Monsieur le Maire「市(町、区、村)長閣下」は、maire市(町、区、村)長に尊敬の意味を加えた表現。
3 C'estのceは2行後のque 以下。char à bœufs「牛車」は、立派な「馬車」ではなくて貧乏くさい乗り物だというだけではなく、歩みの遅い乗り物ということで遅い結婚を例えてもいるようだ。
3 coûte que coûte「どんな犠牲を払っても」
4 crève-cœur「(胸が張り裂けるような)悲しみ」
5 enfant de choeur「合唱隊の子供」「侍者」
6 coûte que coûte「どんな犠牲を払っても」
7 この行以降、別の主語+現在分詞の節が続き、状況の解説となっている。
8 orgueは「パイプオルガン」で、grandes orguesは複数形で「(教会の) 大オルガン」。harmonica「ハーモニカ」は1820年頃に作られたオルガンの調律用の道具が起源といわれており、リードオルガンはharmonium、パイプオルガンはharmonistで語源的につながりがある。
9 les garçons d'honneur「新郎新婦の付き添い」、montrer le poing「こぶしを突き付ける」。nue=nuage「雲」天空の神ジュピター(注10)に向かってのしぐさである。
10 par...「…の名において」請願を示す表現。Jupiter「ジュピター」はローマ神話の雷などの天候を司る天空神で「ユピテル」とも読まれ、ギリシャ神話のゼウスと同一視される。天文学では「木星」を指す。ちなみに妻は結婚を司る女神ジュノン。
11 hommes décrié「辱められた人々」とは教会の(権威的でお金のかかる)結婚式に縁のない人々、dieux contrariés「妨げられた神々」とは、キリスト教の神とは異なる、ジュピターも含めた民間伝説の神々、ということであろう。

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