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2020
01.01

扉のページ

Category: 扉のページ
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このブログは、シャンソンの歌詞のご紹介がメインですが、イヴェント等のお知らせや各種の情報の記事も別のカテゴリーとして書いています。この「扉のページ」は各カテゴリーの記事への入り口です。カテゴリー名あるいは記事のタイトルをクリックするとそれぞれの扉が開きます。 ※スマホの場合はPCモードにしてご覧ください。

シャンソン歌詞・邦訳: 原曲の歌詞とその邦訳をメインに、歌手や曲についての解説を適宜加えつつ曲を紹介しています。

最新記事 Me voilà seulひとり取り残されて:Charles Aznavour

掲載曲リスト: 掲載した曲を原題のアルファベット順にリストアップしています。タイトルをクリックすればその曲のページが開けます。
リストを二つに分けました。
 掲載曲リストA~La
 掲載曲リストLe~Z

《アミカル・ド・シャンソン》: シャンソンを歌う方々をさまざまな形で支援する会《アミカル・ド・シャンソン》の活動内容のご紹介、日程、個々のイヴェントのご案内です。

 スブリームのシャンソンセミナー《マスタークラス》12月8日 受講枠満了・聴講受付中
 《クリスマスコンサート》12月22日(日)富士見が丘「ブレーメンハウス」
 《アミカル・サロン》へのお誘い 原語でピアノに合わせて歌う歌会です。
 《アミカル・ド・シャンソン》日程 2020年の日程もだいぶ決まりました。
 ピアニストのご紹介
 
《東京日仏文化サロン》:《アミカル・ド・シャンソン》の活動のなかで《東京日仏文化サロン》が担当する《東京シャンソンコンクール》《東京パリ祭》などのイヴェントに関する記事です。
 
 来年の《第7回 東京シャンソンコンクール》は5月6日(水)に杉並公会堂で開催
 来年の《東京パリ祭》は7月4日(土)に内幸町ホールで開催

朝倉ノニーより: ブログ・オーナーとして皆さんにお伝えしたい情報、そしてまたちょっと個人的なことがらも…。

 《名古屋歌会》に出演いたします。11月24日(日)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 コメントをいろいろいただきありがとうございます。お返事やお礼は申し上げておりませんが、かならず拝見しております。記事の間違いを指摘いただいた場合は確認し、可能な限りご意見を反映いたします。


 

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2020
01.01

《アミカル・ド・シャンソン》日程

アミカル・ド・シャンソン》のイヴェント日程をお知らせいたします。変更になる場合があります。

★定例の歌会。フランス語ほか欧米原語歌唱。
《アミカル・サロン》 大久保「シャンソン未来」にて
 毎月第1土曜日13時半~17時:Pfアニエス晶子。
 毎月第3日曜日13時~17時:Pf関根忍

不定期開催の歌会。欧米原語&日本語歌唱。
坂下文野の《フミノ・サロン》市ヶ谷「えとわ~る」にて。
《上里知巳の歌会》 大久保「シャンソン未来」 にて。
《トリオ・サロン》大久保「シャンソン未来」 にて2020年2月より開催。Pf神尾修、Ba成重幸紀、Drs野口迪生。

活動内容・例会の詳細に関しては→こちらをご覧ください。
各イヴェントのお問い合わせ・お申し込みは、chatenparadis*gmail.comの*を@に換えてメールで。

2019年度
★12月7日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
12月8日(日)10時 スブリームのシャンソンセミナー《マスター・クラス》「シャンソン未来」
★12月15(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
12月22日(日)14時半《クリスマスコンサート》富士見が丘「ブレーメンハウス」Pf上里知巳、Baドミニク・シャニョン、Acc田ノ岡三郎

2020年度 (決定の予定のみ)
★1月11日(土)12時半《新年会》13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
★1月19日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
★2月1日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
2月9日(日)13時《トリオ・サロン》Pf神尾修、Ba成重幸紀、Drs野口迪生
2月14日(金)14時 スブリーム《ヴァレンタイン・コンサート》原宿「アコスタディオ」Pf佐山こうた
★2月16日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
2月29日(土)13時《トリオ・サロン》Pf神尾修、Ba成重幸紀、Drs野口迪生
★3月7日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
★3月15日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
3月22日(日)13時《トリオ・サロン》Pf神尾修、Ba成重幸紀、Drs野口迪生
4月1日《ゲンズブールを歌う》原宿「アコスタディオ」Pf関根忍
★4月4日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
4月8日(水)13時《フミノ・サロン》市ヶ谷「えとわ~る」Pf坂下文野
★4月19日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
★5月2日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
5月6日(水祝)《第7回東京シャンソンコンクール》 「杉並公会堂」
★5月17日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
★6月6日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
★6月21日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
7月4日(金)《東京パリ祭》 「内幸町ホール」
7月8日(水)13時《フミノ・サロン》市ヶ谷「えとわ~る」Pf坂下文野
★7月11日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
★7月19日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
★8月9日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
★9月5日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
★9月20日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
★10月3日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
★10月18日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
★11月7日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
★11月15日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍
★12月5日(土)13時半《アミカル・サロン》Pfアニエス晶子
12月9日(水)13時《フミノ・サロン》市ヶ谷「えとわ~る」Pf坂下文野
★12月20日(日)13時《アミカル・サロン》Pf関根忍




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2020
01.01

《アミカル・サロン》へのお誘い

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シャンソンの邦訳のみならず、歌うことにも関心を持つ私は、パートナーの宇藤カザンとともにシャンソンを歌う方々をさまざまな形で支援する会《アミカル・ド・シャンソン》を運営しております。その活動は二つの分野に分かれます。《アミカル・サロン》として、シャンソンを楽しみ歌唱を磨き合う場を提供する活動と、《東京日仏文化サロン》として《東京シャンソン・コンクール》およびコンクール受賞者をメインとした《東京パリ祭》を開催する活動です。

このページでは、《アミカル・サロン》についてご紹介いたします。
2012年6月より、大久保の「シャンソン未来」にて、原語でピアノに合わせて歌う歌会を定期的に開催しており、《アミカル・サロン》は、この定例の歌会の名称ともなっています。私も世話役を兼ねて毎回参加いたしますので、このブログをご覧になっている皆様、お時間がありましたらぜひ参加いただきたく思います。入会金等は不要です。エントリーは予約制で、一定の歌唱レヴェル以上の方に限ります。フランス語をカタカナ読みされている方はご参加いただけません。独学の方は大歓迎ですし、先生に師事されている方もプロの方も、シャンソンを愛する個人として参加いただきたいと思います。お互いに歌を楽しみ磨き合っていきましょう。

なぜ、原語で歌うことにこだわるのか?
特にシャンソンは、フランス語特有の言葉の美しさ、特に韻の響きがいのちです。フランス語が分からない人には、歌詞内容が伝わらないと思われていますが、器楽での演奏と同様、充分以上に伝わります。
また、日本語の歌詞を作る場合には、言語構造の違いから少ない語数に置き換えざるを得ないので、内容が薄まったり変質したりしがちです。原曲の豊かな歌詞内容そのものを歌うことは歌い手自身にとっても価値があります。

《アミカル・サロン》=フランス語ほか欧米原語歌唱の歌会
原則第1土曜日(Pf アニエス晶子)13時半より、第3日曜日(Pf 関根忍)13時より。日程は、《アミカル・ド・シャンソン》日程をご覧ください。
参加費:1曲につき1000円当日払い。お菓子とコーヒー付き。
会場:大久保「シャンソン未来」。

未来地図


山の手線「新大久保」駅の改札口は一ヵ所で、大久保通りに出ます。すぐパチンコ屋の角を左に入り、線路と平行した韓国系商店街を新宿方向に歩き、突き当たりのT字路の右角のピアゴの入り口の正面の道をさらに進むと右手にあります。「大久保」駅では新宿寄りの南口を左に出て下さい。ガード下を抜けたら右折し、道沿いに左折し、ピアゴの店の正面の上海飯店の角を右に入ります。ピアゴの前から「シャンソン未来」のオレンジ色の看板が見えます。

2ヶ月前から予約受け付けを開始します。たとえば11月分は9月1日より。
chatenparadis*gmail.comの*を@に変えてメールでお申込みください。お電話・FAXでのお申し込みも受け付けます(042-363-2213)。プログラムを作りますので、エントリー希望の曲名を原題でお知らせください。新規の方は、ご住所・お電話番号もお知らせください。

お一人3曲までエントリーできます。キーの変換はお世話いたしますので事前にご相談ください。
ご参加時に、予約表に記入いただいても結構です。
こちらからのお返事にてエントリーが確定します。メール・FAXでのお申込みで返事のない場合は、届いていない場合が有りますので必ず再度ご連絡ください。1週間前あるいは曲数が40曲に達した時点で打ち切りますが、1ヶ月前に満了になることが多いので、早めにお申し込みください。
歌会の前に個人的なピアノ合わせもできます。10分間1500円当日払い。初めて歌う曲の場合など利用されるといいでしょう。ご希望の場合はご予約下さい。

曲目の変更およびキャンセルはなるべく1週間前までにお願いします。
前日にプログラムを作成しますので、曲目の変更の最終期限は前々日です。キャンセルは、1週間前(前の週の同じ曜日の0時)以降は曲数に関わらず1000円を、前日以降は全額を ご負担いただきますのでご承知おきください。お支払いはお振込みあるいは次回にお願いいたします。

当日は、譜面(ご自分のキーで、お名前・コード・テンポを明記したもの)をご用意ください。本番開始の15~10分前に来場し、参加費をお支払いください。
本番ではなるべく歌詞を見ないで歌うようお勧めしています。
3ステージ制で間に2回休憩をとります。大概16時半頃に終了です。

見学は予約不要です。お菓子とコーヒー付きで500円。まずは様子を見てから参加を考えたい方もぜひいらしてください。出演者同様、歌会開始の15~10分前にご来場ください。

また、欧米原語&日本語歌唱の歌会も不定期に開催しています。おおむね《アミカル・ド・シャンソン》に準じ、2ヶ月前から予約受け付けを開始し、お一人3曲までエントリー可です。日程は、《アミカル・ド・シャンソン》日程をご覧ください。
《上里知巳の歌会》 大久保「シャンソン未来」にて13時~17時。要予約(曲目は不要)。1曲につき1000円当日払い。見学は予約不要で、お菓子とコーヒー付きで500円。

坂下文野の《フミノ・サロン》 2020年は4月8日(水)・7月8日(水)・12月9日(水)。13時~17時。市ヶ谷「えとわ~る」にて。要予約(曲目は不要)。参加費:1曲につき1000円当日払い。ドリンク代500円が別途必要。見学は予約不要で、500円+ドリンク代500円。

坂下歌会2020s


《トリオ・サロン》 大久保「シャンソン未来」 にて13時~17時。Pf神尾修、Ba成重幸紀、Drs野口迪生。2020年2月より開催いたします。トリオ伴奏で歌う場合は、歌唱経験と音楽的な正確さが問われます。その点を考慮の上、お申し込みください。プログラムを作りますので、エントリー希望の曲名を(原語歌唱の場合は原題で)お知らせください。1曲につき1500円当日払い。見学は予約不要で、お菓子とコーヒー付きで500円。

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毎年、秋~冬に、《アミカル・サロン》の参加者が出演する《アミカル・コンサート》を開くほか、諸々のコンサートを東京だけでなく日本各地で開催しております。

そしてまた、フランス語の発音およびフランス語での歌唱を磨きたい方のために、二人のフランス人歌手を講師として公開個人レッスンを開いています。スブリームの《マスタークラス》ドミニク・シャニョンの《シャンソンレッスン》です。聴講もできますので、まずは二人の先生の指導をご覧になったうえで、ご希望の曲にて申し込まれるといいでしょう。


以上の具体的な日程は、《アミカル・ド・シャンソン》日程を開いてご覧ください。
ご質問等がありましたら、chatenparadis*gmail.comの*を@に変えてメールでお気軽にどうぞ。



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2019
12.22

《クリスマスコンサート》

🎄12月22日(日)に《アミカル・ド・シャンソン》のクリスマスコンサートをおこないます。富士見ヶ丘の《ブレーメン・ハウス》というステキな会場です。当日券ありますが、下のフライヤーに記載の連絡先に事前にご予約ください。
🎉コンサートの後はビュッフェパーティー!参加費は3000円 で、当日払い、あるいはコンサートチケット1枚をパーティ用として使っていただくこともできますが、参加ご希望の方は1週間前までにご予約ください。

クリスマスコンサート


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2019
12.08

スブリームのシャンソンセミナー《マスタークラス》

スブリームさんのシャンソン公開個人レッスン《マスタークラス》を2019年度も4回おこないます。3月24日・7月7日・10月13日・12月8日です。2020年度の日程は決まり次第発表いたします。
東京シャンソンコンクールのフランス語部門入賞者の大半がスブリームさんの指導を受けた方々です。その指導内容の素晴らしさをぜひ体験下さい。
次は今年最後の12月8日です。受講枠は満了いたしました。聴講は受付中です。ご希望の方は下のフライヤーに記載の電話番号・アドレスまでお早めに。

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2019
12.07

ひとり取り残されてMe voilà seul

Charles Aznavour Idiote je taime


シャルル・アズナヴールCharles Aznavour の「ひとり取り残されてMe voilà seul」1972年のアルバム:Idiote je t'aime...に収録されています。「時代遅れの楽しみ(昔気質の恋)Les plaisirs demodes」と同様、1972年にアズナブール自身が作詞し、アズナブールの義兄であるジョルジュ・ガルヴァランツGeorges Garvarentzが作曲。彼女に去られた男が、自省し悔やんでいる内容。既存の邦題「ひとり取り残されて」を借用しました。ちょっと違う気がしつつもほかにピッタリ来るものが思いつかず…。




Me voilà seul    ひとり取り残されて
Charles Aznavour シャルル・アズナヴール


Me voilà seul, Seul tout à coup
Fallait bien qu'un jour ça s'décide 注1
Je n'ai pas su combler le vide
Qui s'était creusé entre nous

 僕はひとりだ、突然ひとりになった
 いつかそうなるはずだった
 僕たちのあいだに穿たれた隙間を
 僕は埋めることができなかった

Me voilà seul, c'était écrit
Je n'étais pas facile à vivre 注2
Bien que marié, je m'aimais libre
Alors bien sûr elle est partie

 僕はひとりだ、もう決まったことだ
 僕は人とうまく付け合えなかった
 結婚していても、自由でありたかった
 そして当然のこと彼女は出て行った

Je m'sens tout bête et tout penaud
Planté au milieu de ma chambre
Ne sachant que faire de mes membres
Comme un enfant qu'a le cœur gros

 自分がまったく愚かだと感じ落ち込んでいる
 塞いだ気持ちの子供のように
 手足で何かをしようともせず
 部屋の真ん中に突っ立って

Me voilà seul2


Ma voilà seul, je l'ai cherché
Avec mon fichu caractère
Je m'demand' bien ce que j'vais faire
A présent que j'ai tout gâché

 僕はひとりだ、みずから招いたんだ
 ねじ曲がった性格ゆえに
 すべてをふいにした今
 何をやるか自分に問いかける

Les femm's, ça ne nous comprend pas
J'buvais un peu, oh ! pas des tas
Mais même un peu elle n'aimait pas

 女たちってのは、僕らを理解しない
 僕はちょっぴり呑んだ、ああ!たくさんじゃないさ
 だがちょっぴりでも彼女は好まない

Puis j'avais tous mes vieux copains
C'est vrai ils sont pas toujours fins
Mais mes copains 注3
Mais j'les voyais, ell' n'y t'nait pas

 そして僕には昔からの仲間がいる
 むろん彼らはいつも気が利くって訳じゃない
 だが僕の仲間たちなんだ
 だが僕は彼らに会っていて、彼女は加わらなかった

Me voilà seul, dans ce décor
Où partout où mes yeux se posent
Y a des souv'nirs qui se proposent 注4
Comm' pour mieux m'déchirer encore

 僕はひとりだ、この場所で
 ここで僕はいたる所に目を止める
 僕をもっと苦しめてやろうとする
 いくつもの想い出があるんだ

Me voilà seul, bien fait pour moi 注5
Le bonheur au fond ça s'mérite 注6
Quand on l'ignore il fait faillite 注7
C'est alors qu'on se mord les doigts 注8

 僕はひとりだ、僕にとって当然の報いだ
 幸せは実際に価値のあるもの
 それをないがしろにすればしくじる
 その時、ひとは臍を噛む

Me voilà seul1


J'ai des défauts, qui n'en a pas
Changer c'est pas toujours facile
On s'conduit comme un imbécile
On s'croit très fort et puis, voilà

 僕はいくつかの欠点があり、それを
 変えなかった、それは常にたやすいわけじゃない
 ひとはバカみたいに振舞い
 ひとは自分がとても強いと信じ、その結果

Me voilà seul, j'ai tout fait pour 注9
Aussi j'pense pas qu'ell' revienne
Je crois qu'j'aurai beaucoup de peine
Car j'ai le cœur crevé d'amour

 僕はひとりだ、あらゆる手を尽くした
 彼女が戻るとは思えないながらも、そのために
 僕はずいぶん苦しむことだろう
 なぜなら心が愛で張り裂けそうだから

J'ai des défauts, qui n'en a pas
Changer c'est pas toujours facile
Me voilà seul
Seul

 僕はいくつかの欠点があり、それを
 変えなかった、それは常にたやすいわけじゃないんだ
 僕はひとりだ
 ひとりだ

[注] タイトルのMe voilà seulは「ひとり」とし歌詞中では「僕はひとりだ」と訳したが、voiciおよびvoilàはvoir「見る」の命令形古形副詞ici「ここ」およびlà「あれ」の合成語で、動詞と指示詞の働きを兼ねる。遠近の対立をvoici(近)、voilà(遠)で表すが、単独の場合はvoilàが多く用いられる。先行する代名詞(me)は直接目的語の性質を帯びる。
1 Il faut (bien) que +subj.「…に違いない。」のilを省略。s'décider話し言葉で「(機械などが作動を)始める」
2「協調的だ。人付き合いがよい。」
3 多くのサイトの歌詞ではMes mesとなっていたが、独断でMais mesに訂正した。
4 se proposer de+inf.で「(…する)つもりである」。またse proposer commeには通常、名詞が続き「(…になろうと)申し出る、志願する」の意味。ここでは目的を示すpour+inf.が続く。
5 bien fait pour qn.「…にとって
6 au fond「結局のところ」
7 faire faillite「破産する、挫折(失敗)する」。il=on
8 se mordre les doigts直訳すると「自分の指を噛む」だが「後悔する、臍を噛む」の意味。
9 pourおよびaussi j'pense pasともにqu'ell' revienneがつながる。



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2019
11.24

《名古屋歌会》

名古屋で、《アミカル・ド・シャンソン》同様のフランス語歌唱の会:École de Musique CHANBISE(富田宝子さん主宰)のコンサートが、11月24日(日)に開催されます。下のフライヤーに参加者募集中とありますが、9月7日に定員満了となり締め切りました。が、チケットは絶賛発売中です!お問い合わせ・お申し込みは下のフライヤーに記載のアドレス・電話番号まで。

実は私も出演いたします。名古屋の皆様、よろしくお願いいたします。

名古屋チラシ



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2019
11.23

蛾Papillons de nuit

Claude Nougaro Ami Chemin


フランス語でpapillon de nuit「夜の蝶」とは、バー・キャバレーなどで接客する女性のことではなく、「蛾」のこと。今回は、クロード・ヌガロClaude Nougaroの「蛾Papillons de nuit」をご紹介いたしましょう。ジャズバラードのような雰囲気の曲。歌詞内容をあまり具体的に解釈するより、イメージ的にとらえるだけでいいと、私は思います。作詞:クロード・ヌガロClaude Nougaro自身、作曲:アルド・ロマーノAldo Romano。1983年のアルバム:Ami Cheminに収録されています。



Papillons de nuit 蛾
Claude Nougaro クロード・ヌガロ


Dans l'dortoir de trois papillons de nuit 注1
Le premier s'endort, le deuxième s'ennuie
Le troisième s'envole dans des corridors
En route vers sa lampe d'or 注2
Dans le noir velours de l'épaisse nuit
Le papillon vole, tout autour de lui
Quel sombre royaume
Mais voici qu'un jaune rayonnement luit

 三匹の蛾のねぐらで
 一匹目は眠り、二匹目は退屈し
 三匹目は廊下に飛び立つ
 彼女の金色のランプに向かって
 濃い夜闇の漆黒のビロードのなかを
 蛾は飛ぶ、彼のまわりすべては
 なんという闇の王国か
 だがそこに一つ黄色い光が輝く

Papillons de nuit1


Une fenêtre est entrouverte
Il y pénètre tout ébloui
Cercle solaire, la lampe éclaire
Le corps de Claire, belle endormie
Battant des ailes sur l'abat jour 注3
Il se révèle joyeux tambour
Claire se dresse épouvantée
Par la caresse d’un vol heurté

 一つの窓がわずかに開いている
 蛾は目が眩みつつ侵入する
 日輪のごとく、ランプが輝く
 クレールの身体、眠れる美女
 ランプシェードに羽を打ちつけて
 蛾は楽しい太鼓を打ち鳴らす
 粗っぽい飛翔の愛の表現に
 クレールは怯えて身を起こす

Papillons de nuit2


Dans l'dortoir de trois papillons de nuit
Le premier fait un rêve il voit son ami
Soudain qui s’affole et se cogne aux murs
Poursuivi par des coups durs

 三匹の蛾のねぐらで
 一匹目が夢で仲間を見る
 そいつは突然取り乱して壁にぶつかる
 鈍い音があとに続く

La lampe s’eteint
Revient le matin
Qui brille aujourd’hui
Dans l’dortoir de deux papillons de nuit.

 ランプが消える
 またやって来た朝が
 今、輝いている
 二匹の蛾のねぐらで。

[注]
1 dortoirはセルジュ・ラマSerge Lamaの「恋に病んでJe suis malade」http://chantefable2.blog.fc2.com/blog-entry-98.htmlに出てきた語で、「(修道院、寄宿舎、兵舎などの)大寝室」を意味するが、蛾たちの共同寝室ということで「ねぐら」とした。成虫の蝶や蛾は正しくは一頭二頭と数えるが、歌詞中では違和感があるので一匹二匹とした。
2 sa lampeのsaはle troisième「三匹目の(蛾)」のではなく、後に出てくるClaire「クレール」という女性の。
3 abat jour(=abat-jour)「(ランプなどの)傘、シェード」「庇」「ブラインド」「天窓」など。



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2019
11.10

11月のバラードBallade en novembre

Anne Vanderlove Ballade en novembre2


先日、電車の中で或る小説を読んでいました。作者が私と同じ朝倉という名前だという理由でふと選んだものですが、読み始めると今までになく引き込まれました。半分くらい読んで乗り換えた後は満員電車で立っていたので続きは読めず、駅を降りて買い物をしバスに乗って帰り、家に着いたら、カートのポケットに入れておいたはずの本が無くなっていました。買い物をしたスーパーやバス会社などに問い合わせましたが見つからず、どこでどうしてなくなったのかさっぱり分かりません。でも、どうしても続きを読みたくて、ヤフオクで新たに購入し、昨夜、読み終えました。「平場の月」という小説で、「平場」と表現されるインテリやブルジョワとは縁のない生活環境に生きる二人の、切ないながらも暖かいつながりを今風の言葉遣いでとても自然に描いていて、大家の名作以上に心に沁みました。
その余韻のなか、今朝、YouTubeで「11月のバラードBallade en novembre」という曲を見つけ、歌詞内容がまるでその小説のなかの女性の言葉のように感じられ、すぐに訳し始めました。とても美しいメロディーですし、この季節にピッタリですしね。
作者であり歌い手であるアンヌ・ヴァンデルローヴAnne Vanderloveは、1943年生まれのオランダ出身のシンガー・ソングライター。20歳で彼女はパリで哲学を学んで教師になりましたが、1965年から方向転換し、ギターの弾き語りで歌い始めました。そして1967年に「11月のバラードBallade en novembre」で二つのグランプリを得、この曲は同年、同名のアルバムに収録されました。そして翌1968年の5月革命以来、彼女は「フランス版ジョーン・バエズla Joan Baez française」と呼ばれるようになりました。その後の活動に関してははしょらせていただきますが、今年の6月に癌で亡くなりました。

1965年


2011年


Ballade en novembre 11月のバラード
Anne Vanderlove   アンヌ・ヴァンデルローヴ


Qu'on me laisse à mes souvenirs,
Qu'on me laisse à mes amours mortes, 注1
Il est temps de fermer la porte,
Il se fait temps d'aller dormir

 私を想い出にとどめておいて、
 私を失くした恋にとどめておいて、
 ドアを閉める時間よ、
 眠りにつく時間になるわ

Je n'étais pas toujours bien mise 注2
J'avais les cheveux dans les yeux
Mais c'est ainsi qu'il m'avait prise,
Je crois bien qu'il m'aimait un peu

 私はいつも身だしなみがいいわけじゃなかった
 目のなかに髪の毛が入っていた
 でもそんなだから彼は私を選んでくれた、
 きっと彼は私をちょっぴり愛してくれていたんだわ

{Refrain:}
Il pleut
Sur le jardin, sur le rivage
Et si j'ai de l'eau dans les yeux
C'est qu'il me pleut
Sur le visage.

 雨が降る
 庭のうえに、川のうえに
 そして私が目に水を溜めていたなら
 それは私に雨が降るから
 顔のうえに。

Ballade en novembre1


Le vent du Nord qui s'amoncelle
S'amuse seul dans mes cheveux
Je n'étais pas toujours bien belle,
Mais je crois qu'il m'aimait un peu

 集まった北風は
 私の髪のなかでひとり戯れる
 私はいつもきれいなわけじゃなかった、
 でも、きっと彼は私をちょっぴり愛してくれていたんだわ

Ma robe a toujours ses reprises 注3
Et j'ai toujours les cheveux fous
Mais c'est ainsi qu'il m'avait prise,
Je crois que je l'aimais beaucoup

 私の服はいつも同じ
 そしていつもみだれた髪をしている
 でもそんなだから彼は私を選んでくれた、
 きっと彼は私をとても愛してくれていたんだわ

{Refrain}

Anne Vanderlove


Si j'ai fondu tant de chandelles
Depuis le temps qu'on ne s'est vus
Et si je lui reste fidèle,
À quoi me sert tant de vertu ?
Qu'on me laisse à mes amours mortes !
Qu'on me laisse à mes souvenirs
Mais avant de fermer la porte,
Qu'on me laisse le temps d'en rire 注4
Le temps d'essayer d'en sourire...

 もし私がたくさんのロウソクを
 私たちが逢わなくなってから燃やしてしまったなら
 そしてもし私が彼に貞淑なままなら、
 たくさんの美徳が私にとって何になるというの?
 私を失くした恋にとどめておいて!
 私を想い出にとどめておいて
 でもドアを閉じる前に、
 私に与えてよ、笑い飛ばす時間を
 微笑んでみる時間を…

{Refrain}

[注]
1 amourは男性名詞だが、複数形で女性名詞扱いされることがある。
2 être bien mis(e)「身なりの良い」
3 reprise「繰り返し」。「私の衣装」の繰り返しということは、おなじ服を繰り返し着ていたということ。
4 Qu'on me laisse à qc.のmeは直接目的語で「私を」だったが、ここのmeは間接目的語で「私に」。en rireと次行のen sourireのenはde cela「それを」であり、「それ」とは彼との恋の想い出、失くした恋、いえ私の現状のすべて。



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2019
11.07

小さなフーガLa petite fugue

Maxime Le Forestier La petite fugue


「小さなフーガLa petite fugue」というステキな曲は、前回の「孤独の歳月Années de solitude」の作詞者であるシンガー・ソングライターのマキシム・ル・フォレスティエMaxime Le Forestierが姉のカトリーヌ・マリー・ル・フォレスティエCatherine Marie Le Forestierとイスラエルの作曲家のNachum Heimanとともに作った曲。1969年に彼の最初のスタジオアルバム:Deux 45 toursに収録されました。
フーガ(遁走曲)は対位法を主体とした楽曲形式の一種で、曲の途中から前に出た主題や旋律が次々と追いかけるように出る曲。歌詞にはジャン=セバスチャンとありますので、バッハのフーガでしょう。また、三人で演奏していたとあり、ピアノ、ヴァイオリンが出てきます。僕が演奏していたのはチェロかなと最初思ったのですが、最後にヴァイオリンが複数形で出てくるので僕もヴァイオリンだったんですね。



姉のカトリーヌCatherineとのデュオ



La petite fugue   小さなフーガ
Maxime Le Forestier マキシム・ル・フォレスティエ


{Refrain :}
C'était toujours la même mais on l'aimait quand même
La fugue d'autrefois qu'on jouait tous les trois.
On était malhabiles, elle était difficile
La fugue d'autrefois qu'on jouait tous les trois.

 それはいつも同じだったけど、僕たちは大好きだった
 三人で演奏していた昔のフーガ。
 僕たちはへたくそで、そのフーガは難しかった
 三人で演奏していた昔のフーガ

Eléonore attaquait le thème au piano, on trouvait ça tellement beau
Qu'on en arrêtait de jouer pour l'écouter.
Elle s'arrêtait brusquement et nous regardait du haut de son tabouret
Et disait "reprenez", mi fa mi fa mi ré.

 エレオノールがピアノでテーマを弾いた、それがとっても美しかったから
 僕たちは演奏をやめて聞き入った。
 彼女は急に弾くのをやめてピアノの椅子から僕らを見下ろした
 そして「続けてよ」と言って、ミ・ファ・ミ・ファ・ミ・レと弾いた。

La petite fugue2


{Refrain}

Souviens-toi qu'un violon fut jeté sur le sol car c'était toujours le sol 
Qui gênait Nicolas, quand il était bémol.
Quand les voisins commençaient à manifester, c'était l'heure du goûter.
Salut Jean-Sébastien et à jeudi prochain.

 思い出してよ、床に投げ出されたバイオリンを、
 だってフラットのとき、ニコラを困らせたのはいつもソ(床)だったから。
 人々が現れ始めたら、それは食事の時間。
 さよならジャン=セバスチャン(=バッハ)、また次の木曜日にね。

{Refrain}

Un jour, Eléonore a quitté la maison, emportant le diapason.
Depuis ce jour, nous n'accordons plus nos violons.
L'un après l'autre, nous nous sommes dispersés, la fugue seule est restée
Et chaque fois que je l'entends, c'est le printemps.

 ある日、エレオノールが館を出た、音叉を持って。
 その日以来、僕らはもうヴァイオリンの音を合わせられなかった。
 ひとり、またひとりと、僕らは散って行き、フーガだけが残った
 そして僕があのフーガを聴くのは、いつも春なんだ。

La petite fugue1


{Refrain}

[注] ヴァイオリン奏法には疎いので、調べ得た限りの情報を記す。solは「床」の意味と「ソの音」の意味をかけているようだ。バイオリンの弦は下からソ-レ-ラ-ミで張ってあり、この4つの開放弦を基音とした調、あるいは開放弦を多く含む調が、弦楽器は最も鳴りやすく、演奏しやすい。また、弦楽器は弦を押さえて音程を作るので、フラット系よりシャープ系で書かれた楽譜の方が演奏しやすい。弦楽器演奏で弓の弾力性による跳躍を利用する1弓連続のスピッカートを意味するjeté「ジュテ」も引っ掛けているのかもしれない。


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